2024/01/21 北秋田市文化会館ファルコンにてNEWYEAR CONCERTを開催しました。
コンサート
オープニング
第1部 女声合唱作品、混声合唱作品を集めて
指揮 三澤 由美子 ピアノ 栗原 正和
合唱 秋田声楽研究会混声合唱団、フレンズ東京
全日本おかあさんコーラス全国大会で響かせた珠玉の女声合唱作品
女声合唱アルバム「5つの小さな愛のうた」より
夕焼け空 作詞 みなづき みのり 作曲 相澤 直人
女声合唱曲集「悲しみ色のスケッチ」より
うたを うたって あげたい 作詞 ゆきやなぎ れい 作曲 信長 貴富
女声合唱とピアノのための「月下美人」より
月下美人 作詞 みずかみ かずよ 作曲 なかにし あかね
よろこび 作詞 みずかみ かずよ 作曲 なかにし あかね
秋田出身の作曲家による作品、そして心に沁みいる混声合唱作品
から松 作詞 北原 白秋 作曲 後藤 惣一郎
浜辺の歌 作詞 林 古溪 作曲 成田 為三 編曲 紫竹 ゆうこ
おめでとう あなたに 作詞・作曲 なかにし あかね
群青 作詞 福島県南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生(構成 小田 美樹) 作曲 小田 美樹 編曲 信長 貴富
混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」より
故郷 作詞 高野 辰之 作曲 岡野 貞一 編曲 源田 俊一郎
第2部 Jオルケストラのメンバーによる楽器演奏
ピアノ 松本 康子
<フルート 宗方 律> ポロネーズとバディネリ J.S.バッハ
<バイオリン 工藤 ゆかり> 愛の挨拶 E.エルガー
<チェロ 九十九 華子> 白鳥 サン・サーンス
第3部 イギリスの作曲家ジョン・ラターによる「レクイエム」
指揮 仲田 淳也 アンサンブル Jオルケストラ オルガン 栗原 正和
ソプラノソロ 三澤 由美子
合唱 秋田声楽研究会混声合唱団、フレンズ東京
Requiem(レクイエム) 作曲 ジョン・ラター
Requiem aeternum (永遠の安息を)
Out of the deep (深き淵より)
Pie Jesu (慈しみ愛きイエス)
Sanctus (聖なるかな)
Agnus Dei (神の小羊)
The Lord is my shepherd (主は私の羊飼い)
Lux aeterna (永遠の光)
アンコール
じゃあね 作詞 谷川俊太郎 作曲 大熊崇子
全21曲
出演者
指揮 仲田 淳也
ピアノ 栗原 正和
指揮・ソプラノ 三澤 由美子
フルート 宗方 律
ヴァイオリン 工藤ゆかり
チェロ 九十九 華子
ピアノ 松本 康子
秋田声楽研究会混声合唱団、フレンズ東京
ソプラノ
浅村 千佳子 浅野 志生 大槻 路子 岸本 妙子
工藤 啓 工藤 智子 熊谷 亜希子 後藤 美奈
中島 八惠美 山内 友子 米倉 眞紀子
アルト
糸井 由美子 黒澤 聖子 小平 伸皇 近藤 彩奈
高木 祐子 武田 呈 戸嶋 保子 中川 美希子
成田 ミヨ 藤原 文子 三浦 恵子 安井 真紀
テノール
大内 繁 佐藤 敦史 柴田 興明 中田 淳一
仲谷 忠宏
バス
仙北屋 昭弘 高内 章 三澤 仁 山本 泰史
全39名
Special Thanks
塚本 亮一 石川 悦子 斉藤 時子 寺田 俊輔
松橋 睦子 松尾 敏央
前日の練習では転倒事故などもあり、不穏な空気も漂いました。
当日はあいにくの雨模様でした。足元の悪いなか、多くのお客さんに足を運んでいただき、北秋田市文化会館ファルコン615席の9割以上も埋まりました。新聞に取り上げられたこともありますが、弊合唱団が地元に根差した活動を地道に続けてきた成果だと喜んでいます。
オープニングは定番の秋田県民歌から。お客さんたくさん入っているなあと客席を眺めながら。
その後は女声合唱。二曲歌ったら早着替えになります。その間を三澤 由美子先生、栗原 正和先生のMCやテノールの仲谷 忠宏さんの曲紹介などでつなぎました。女声合唱は歌声とともに衣装も楽しめるので、ぜひギャラリーでビジュアルをご確認ください。
仲谷さんによると、「浜辺の歌」は作曲者の成田 為三が林古溪の詞に曲をつけ、想い人に贈ったが、その相手にはすでに決まった方がいて結局ふられたというエピソードがあるとのことで、成田 為三はあんまりこの曲を好きではなかったとのことです。仲谷さんはこのエピソードを地元民に紹介すべきかどうか悩んでいました。(結局しなかったらしい)
混声合唱ステージはやはり「おめでとう あなたに」が歌っていて大変で、演者は楽しんでいる余裕はありませんでした。しかし、終わってみるとブラボーおじさんからブラボーがはいるわ、子どもさんからの受けがよいわでちょっと意外でした。
「故郷」はテノールのパートソロ部分が前日にGdurからFdurに変更になるなどしましたが、あんまり混乱はしませんでした。かえって歌いやすくなったのでよかったです。最後もデクレシェンドからクレシェンドに変更になり、第1部のおわりの曲として盛り上がれたと思います。
第2部は器楽の演奏でした。フルート、ヴァイオリン、チェロの演奏です。
その間、合唱団員は着替えなどをしてラターに備えていたので、団員は楽しんでいる余裕はありませんでしたが、もれ聞こえてくるメロディにふれて、こんどは客席で聞いてみたいと思いました。
20分の休憩の後、第3部のラター「レクイエム」です。さすがに本番なだけあって、指揮者の仲田淳也先生の表情もけわしくなっており、「こりゃ失敗できねえな」と気合が入りました。ホールで演奏すると、練習のときとはことなり音の聞こえがかわるのでちょっと面食らうことがありましたが、客席には届いている(のかな?)ようなのでよかったです。SanctusのテノールがBenedictus〜からはじまるピアノ部分もどの程度弱くしていいのか探りながらやっていました。難関のAgnus Deiもなんとか大過なくいけたと思います。7曲目の最後のaeterunamをピアニシモで〆られたとき、やりきった感がぶわっと湧いてきました。大きな拍手、花束贈呈。晴れやかな空気。
アンコール曲は谷川俊太郎作詞の「じゃあね」。
♪思い出しておくれ、あの日のこと。楽しかったあの日のこと。
けれど、それも、もうすぎさって
じゃあね、じゃあね、じゃあね。
今日、この日、このときにふさわしい曲だと思います。
歌いやすい曲なので数回の練習で暗譜できてました。2回ステージで歌ったのち、ロビーに移動し、最後のお客様をお見送りするまでアカペラで4、5ループ歌いました。わたしの母も友人たちと聞きに来てくれていて、わたしと握手して帰っていきました。
じわじわと疲労感。そして片付けなきゃという義務感。
ここでフレンズ東京の何人かの方々は打ち上げに参加せずにお帰りになりました。残念。今度はもうすこしゆっくりしていただきたいですね。
ギャラリーその1(コンサート編 ※練習含む)
打ち上げ
車で7,8分のところに「縄文の湯」という温泉施設がありますが、今回も先生方やフレンズ東京のみなさんが宿泊していました。その大広間を借り切って宴会です。
乾杯。ごちそうはきりたんぽ鍋、たらの白子の煮物などです。
三澤 由美子先生、仲田 淳也先生、宗方律先生にお言葉をいただきました。栗原 正和先生はスピーチのときにウルウルになってしまわれるとのこと。個人的には松本康子先生のスピーチが人柄がよくあらわれていて良かったです。フレンズ東京代表としてサプライズで大内繁さんにもご登壇いただきました。たぶん、あたま真っ白だったと思います。
女性陣の姿が宴会場から消えていたので、なにかあるなと思ったら余興を企んでいました。秋田声楽過激団「ブルース」組と「ブギウギ」組による仮装です。「窓をあければ港が見える♪」とうたって入場し、去っていきましたw
フレンズ東京もなにかやれということになり、即興で劇を披露することになりました。高内 章さんが以前かかったことがあるちょっとインチキっぽい整体がモチーフだそうです。
〆の発声は仲谷 忠宏さんで、応援団調の挨拶でした。なお本人は応援団はやったことがなく、ユースホステル部だったそうです。
藤原文子さんの司会進行もなかなかうまかったです。
ギャラリーその2(打ち上げ まじめ編)
ギャラリーその3(打ち上げ 余興編)
二次会
車で街中にもどり、カラオケパブの「木の葉」。20人でおしかけました。
即興でハモリをつける栗原 正和先生。歌うかわりにフルートを吹く宗方 律先生。札幌オリンピックの歌をうたう三澤由美子先生と浅村千佳子さん。ブルースで攻める柴田 興明さん。
わたしは古いアニソンが好きなのですが、メンバーへの認知度を考えてルパン三世にしましたw
※カラオケ動画は著作権の関係で公開できません。あしからず。
宿泊所の「縄文の湯」の門限を12時にしていただいたので、シンデレラのように場はお開きとなりました。(だれか靴を忘れてるぞー)
※こぼれ話
わたしも今回は鷹巣に泊まったのですが、宿にもどると蕁麻疹が出てしまい、かゆくて朝方まで寝られませんでした。疲労がたまっていたのかもしれません。
(それにしてもフレンズ東京のみなさんは明るくて元気だなあ。みんないい人達ですね。)
ギャラリーその4(二次会編)
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