2024年7月26ー28日に東京晴海の第一生命ホールで東京国際合唱コンクール(TICC2024)が開催され、弊団体はカテゴリーB シニア部門で総合点85.53 金賞をいただき、シニア部門グランプリを受賞しました。
曲目
【シニア部門】
夜明けから日暮れまで 作詞:和合亮一 作曲:信長貴富
ボクはウタ 作詞:江村美紀 作曲:信長貴富
【グランプリコンクール】
ぜんぶ 作詞:さくらももこ 作曲:相澤直人
ボクはウタ 作詞:江村美紀 作曲:信長貴富
メンバー
指揮者
三澤由美子
伴奏者(ピアノ)
栗原正和
合唱
大槻路子 工藤啓 後藤美奈 三浦恵子 山内友子
岸本妙子 黒澤聖子 小平伸皇 成田ミヨ 安井真紀
浅村千佳子 高木祐子 武田呈 中川美季子 藤原文子
米倉眞紀子 工藤智子 浅野志生 虻川敬 尾﨑徹
仲谷忠宏 山本泰史 三澤仁 中田淳一
2024/7/25 メンバーは飛行機と新幹線で東京に移動を開始しました。秋田はまだ梅雨空だったため涼しかったのですが、東京の日差しの強さにはマジで参りました。
汗が引く間もなく、まず大田区蒲田駅前にある「大田区民ホールアプリコ」で2時間ほど練習しました。地階のスタジオで練習したのですが、なかなか良い施設で、さすが東京と感心しました。
その後、勝どき橋に移動。宿所は「東京ビュック」というホテルで、「第一生命ホール」のある「晴海トリトンスクエア」とは目と鼻の先です。チェックイン後、全員で「デニーズ 勝どき店」で食事をしました。(会計が合わなくていろいろ苦労しました。)
男性3人はその後ホテルの建物のなかにある「勝どき大衆酒場ドラゴン」で景気づけをしました。
ギャラリー(2024/7/25)
2024/7/26 コンクール カテゴリーB シニア部門当日です。朝から「アート晴海」のホールで1時間ほどリハーサルをしました。ホテルからは2ブロックくらい先ですが、東京に不案内のためみな苦労してたどり着きました。(最初からタクシーに乗っておけばよかった。)
リハーサル後、「アート晴海」から「第一生命ホール」までは送迎バスがでていて、暑い中歩かずに済んだのは助かりました。
弊団体の演奏順は12時すぎで、開会式がおわったあとのトップバッターでした。リハでだいぶ喉があたたまったので本番も悪くない出来でした。懸案だった暗譜も大丈夫でした。
演奏がおわったあとは着替えて、男女わかれて食事に出ました。男性陣は月島まで歩いてもんじゃ焼きを食べにいきました。たくさんのお店の中から我々が選んだのは「おしお本店」さんです。さすが本場だけあってかなりの美味でした。(昼間からビールで乾杯をしてしまい、わたしは酔っ払って具合が悪くなりました。1時間ほどホテルで寝ました。)
打ち上げは17時から勝どき橋駅前の「旬鮮酒場 八」さんでした。店につくなり三澤先生の携帯が鳴りました。なんとシニア部門グランプリ受賞の知らせでした。みな年甲斐もなく大はしゃぎでした。乾杯のビールはさぞ美味しかったに違いありません。(わたしはウーロン茶でした←)料理もとても素晴らしかったです。
グランプリ受賞12団体は、7/28のグランプリコンクールに出場して総合グランプリの座を競うことになります。
ギャラリー(2024/7/26)
2024/7/27 この日は20時の抽選会までオフの日なので、はとバスに乗って横須賀を観光しました。はとバスガイド2年目の相馬さんも聞けば合唱経験者だそうで、話が合いました。
まず、どぶ板通りを散策&買い物。(中田は服を衝動買い)その後「TSUNAMI」という店に入りました。かなりの人気店で、開店前から列ができていました。(我々は予約済なので待たずにはいれました。)横須賀海軍カレー、ネイビーバーガー、チェリーチーズケーキを食べました。これがまたボリュームがありすぎて、全部食べるのがかなりきつかったです。ハンバーガーはアメリカ人向けの量&味付けなのかなと思いました。
食事後、横須賀軍港内をクルーズしました。こんなに暑いのにお客さんはたくさんいました。米軍の空母はいなかったですが、自衛艦の出雲が入港してくる途中でした。チケットに通し番号がふられていて、くじびきがあり、20人に1人当選するとのことでしたが、我々は9人いて2人当たりました。(三澤先生と中田)景品はブラックサンダーというお菓子(特殊仕様)でした。船のなかはエアコンががんがん効いていて、外に出たくありませんでした。
その後、「記念艦三笠」を見学しましたが、暑さにやられてみなさん早々に撤退し、ジェラートを食べに行ってしまいました。(中田はもう4回めの訪問なのであんまり感動はありません。)
はとバスツアーを終え、東京に帰ると東銀座のイタリアンレストラン「Pizzeria Trattoria Vomero」で夕食を食べました。ここは極めて予約が取りづらい店として有名らしいのですが、米倉さんが裏技をつかって全員分予約したそうです。
しらすと青唐辛子のピザ、からすみのパスタ、ほたてとズッキーニのリゾット、炭火焼の牛肉。イタリア産桃のジュースも甘くておいしかったですねえ。まだお腹のなかにはネイビーバーガーが半分ある感じでしたが、ここで出された料理がおいしくて結局全部たべてしまいました。(中田は浅村さん、三浦さんと一緒だったのですが、彼女らは「食え食え」と自分の分まで私に渡してくるので、結局ピザとお肉をたくさん食う羽目になりました。ダイエットは今日はお休みにします。)
20時からの抽選会はまるで高校野球のそれみたいな感じでした。人数分のボードの前に代表者が立ち、「3,2,1」でボードを掲げます。明日のグランプリコンクールでは秋田声楽研究会は6番目に歌うことになりました。
ギャラリー(2024/7/27)
2024/7/28 前日遅くに連絡がきたために、スケジュールの調整でつまずいて、朝9:25からの第一生命ホールで行う10分間の場当たりは急遽工藤啓さんにピアノをお願いしました。その後、リハーサルまでは時間があるので自由時間となり、フォルクロア部門の演奏を聞いたりして過ごしました。いやあ、世の中にはうまい団体がいっぱいいますねえ。緊張してきました。
リハーサルは「ぜんぶ」を中心に行いました。なにしろ決勝に残れるとはあんまり考えてなかったから、決勝だけで演奏する「ぜんぶ」の練習が不足気味だったのです。難しい曲なだけに、だんだん不安になってきました。
残念ながら尾崎さんはスケジュールが合わず、山内さんは体調不良のため、本番のステージには乗ることができませんでした。
いざ本番。ピアノとの息が合わず息を飲んでみたり。ちょっと残念。10分はあっという間にすぎていきました。
演奏後はグランプリコンクールの後半戦を客席で聞きました。うわあ。みんなこんなにうまいのかと自信喪失してみたり、逆にやる気がわいてみたりの気分乱高下。若い連中の声のハリとツヤが本当にうらやましい。とはいえ結果的には「いい刺激になった」からヨシかなあ。
表彰式。客席には各国の青年少年少女たちの姿が多数。みんなアクティブで明るく、嬌声に満ちていました。こちらは彼らのノリに置いていかれたところがあります。(我々がキャーキャーいってもしょうがないんだけれどもさ。)
シニア部門カテゴリーウィナーとして三澤先生とわたし(中田)が壇上にあがりました。賞状とトロフィー、賞金、副賞として和歌山のお酒をいただきました。
4日間は長かったですが、終わってみたらあっという間でした。
昨年は女声合唱でグランプリ。今年は混声合唱で。三澤先生は来年もエントリーするという決意を固められたようです。我々は年齢的にはベテランですが、挑戦し続けるかぎり挑戦者なのです。若い連中に負けてられっか。(と、いいつつ若い団員も募集中です。みなさんよろしくね。)
個人的にはもう少しピアニシモの表現に取り組もうと気持ちを新たにしました。
ギャラリー(2024/07/28)
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